アメリカで歯科矯正

アメリカは日本人よりも美容歯科に対する意識が高いというイメージがありますが、確かに周りのアメリカ人は皆歯並びが綺麗。
私は今まで歯科矯正を行ったことがありませんでしたが、長年自分の上前歯のセンターラインがずれていることは気になっていました。
この先アメリカに長く住むことが決まり、またコロナで人に会う機会も減り、マスク生活になったことを契機に、2021年ついに念願の歯科矯正を始めました。

歯科矯正を始めるにあたり、費用(保険でどれだけカバーされるか)と矯正歯科医院選びがポイントになるかと思いますが、私の場合は以下の通り。

費用/保険について
私の加入している歯科保険はDMOというタイプで、私の理解では「保険料の負担額が少ない一方、歯科医院の選択肢も少ない」というものです。
保険の内容を見るに、大人の矯正歯科治療の場合、患者負担は$2,000位とのこと。
日本の矯正歯科治療の費用と比べると何てお得!と思っていたのですが、アメリカで治療をしている他の人に聞くと、$2,000以下でやっていたりと、加入している保険によりけりですね。

矯正歯科医院選びについて
前述の通り私の歯科保険はDMOなのですが、通常の歯科検診のため歯科医院へ予約を取ろうとした際、加入している保険がDMOだと告げると、悉く「DMOの新規患者は受け付けていない」と言われ、病院探しに苦労した経験がありました。
今回の矯正歯科医院探しも難航するのかな、と予想していましたが、Zocdocで評判の良さそうな医院へ電話したところ、DMOでも新規患者を受け入れているとのこと。
すぐにでも歯科矯正を始めたかったので、早速コンサルテーションを予約しました。

コンサルテーション当日
前日の予約確認の電話がなかったため、本当に予約が取れているのか少々不安になりつつ当日医院まで向かいましたが、受付で予約の旨告げたところ、ちゃんと予約できていました。
すぐに個室に案内され、これとこれを記入してね、と渡された紙に基本情報を記入していると、「私これからランチだから、先にお会計してもいい?」と言い出すお姉さん。
コンサルテーション費用($50)については予約時に確認済みなので、とりあえず$50を支払い。
(ちなみにコンサルテーション料の$50はこちらで治療する場合は治療費から控除してもらえる)
「すぐにドクターが来るから」と言い残し、お姉さんはランチへ出掛けて行きました。
その後、ドクターと思わしき男性が登場。
白衣を着ているから見るからにドクターなのですが。ウェブサイトに載っていた写真と違いすぎて、思わず白衣の名前を確認してしまったけれど、ドクターご本人でした。
(おそらくウェブサイトのものは何十年前の写真。。)

コンサルテーションの内容
私の歯並びを見て、「これはタフケースだね」と一言。
なんと。。下の歯並びは簡単に治せるようですが、上の歯並びが問題のよう。
私も前々から気づいていたことなのですが、私の上の歯が一本ないのが問題とのこと。
なぜ上の歯が一本ないのか、それは永久歯が生えてきた際、充分なスペースがなかったからなのか、気づいたら両側の歯に負けて?一本歯がいなくなっていたのです。。
治療方針:
上前歯のセンターラインがずれているのは、通り一本歯が欠損しているためなのですが、センターラインを治すには、上の歯をずらした後、空いた垣間にかつていなくなった歯をインプラントで追加するか、充分なスペースがなければ他の歯を少し大きくすることで隙間を埋める必要があるとのこと。
治療器具:
– メタルブラケット推し。費用が安く、着色もなく、1番治療がやり易い。
– 透明のブラケットの場合は着色するため、メタルブラケットであれば4週間に1度通院が必要なところ、3週間に1度通院が必要、かつ$800追加となる。
– インビザラインの紹介もありましたが、時間もお金もかかるので、私は当初から選択肢から外していたため詳しい説明は省略。
治療期間:
– メタルブラケットの場合、およそ18ヶ月で治療が終了。
– メタルブラケットの場合、4週間に1度通院が必要。
治療費:
– 最終的な負担額については保険会社に確認して後日メールにて通知。
– 私が$2,000位との認識でいる旨告げると、$3,000位のはず、と言われました。。

治療費の回答が来るのが数週間後ということで、それを待って治療を開始するか決めることにし、コンサルテーションは無事終了しました。

長くなったので、次回は実際に治療を開始した際の話を書こうと思います。

Rose
美味しいものを食べて生きていきたい、がモットーです。

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