アメリカで虫歯治療

自分でも元々虫歯リスクの高い体質だと自覚しており、また歯科矯正を始めたため、人一倍虫歯予防には気をつけていたつもり(注)ですが、先日の歯科検診でまさかの虫歯が発覚。
(注: フロス、電動歯ブラシ、歯磨き粉をつけて通常の歯磨き、の三段戦法)
歯の表面に黒い点が見えるとは薄々気づいていたのですが、やはり虫歯だったようです。
(しかも一本ではないという悲しい事実。。)

とりあえずどれだけ治療費がかかるのか見積もってもらったところ、虫歯治療に加え日本で治療した歯の被せ物をやり直した方が良い等々ありまして、全て治療した場合の治療費は計$2,305!(以下赤丸参照)
ただ、保険適用後のCash outは$963という見積もりでした。(以下青丸参照)

治療費は病院によってまちまち、また保険の適用も加入している保険やプランによってまちまちと、本当にアメリカの医療費はブラックボックスだと思うのですが、今回の見積もりを見るに、軽度の虫歯であれば治療費は$160、保険適用後の支払額は$71ということのようです。
ちなみに私の加入している歯科保険はAetnaのDMOというもので、PPOという選択肢もあるのですが、そちらだともっと治療費が高くなるようです。

矯正中で虫歯リスクが通常よりも高い状態だったのが虫歯の原因かと思いますが、いつもの三段戦法に加え、歯科衛生士におすすめされたMouse washも導入することにしました。
てっきりリステリンを勧められるのかと思っていたら、アクト(Act)というものが良いそう。

早速帰りに薬局に寄って探したのですが、Braces用がなく、こちらを購入しました。

恐らくあまり成分等に相違はないと思うのですが、虫歯対策に関してはベストを尽くしたいのでBraces用を購入したいのですが、なぜかAmazonでも購入できない状況。
甘いもの好きも虫歯ができた原因の一つかと思うので、虫歯発覚以後は甘いものも極力避けています。
と言いつつ、コース料理で出てくるデザートは頂いているのですが。。
今後は虫歯が増えないように今まで以上に気をつけよう、と誓った歯科検診でした。

アメリカで歯科矯正開始

矯正歯科治療を始めるに当たりコンサルテーションを受け、その後コンサルテーションを受けた歯科医院にて歯科矯正を始めることにしました。

治療費について
コンサルテーションでの印象が良かったため、こちらにお願いしようかな、と八割方心を決めていたのですが、やはり最終的な治療費が気になるところ。
保険会社への確認の結果、治療費の患者負担は$2,400とのことでした。
自分で調べた時より若干高くはありますが、ここはアメリカ。
医療費のからくりが謎の国。
日本での治療費を考えると$2,400は悪くないと思い、こちらで矯正治療を開始しました。
ちなみに一括で支払うと5%割引になるということで、$2,233をクレジットカードで支払いました。
($2,400からコンサルテーション費用の$50を控除した$2,350の5%分である$117が割引されました)
後日、保険会社のサイトで明細を見たところ、保険適用前は$5,800だったよう。

治療経過について
2021年3月末から治療を開始しましたが、当初は上の歯のみにメタルブラケットを装着しました。
想像していた程の痛みもなく、多少の違和感はありましたが、生活への支障はあまりありませんでした。
2021年10月頃に下の歯にもメタルブラケットを装着しました。
2022年2月時点での歯の動きはと言うと、上の歯に隙間はできてきたものの、未だ充分なスペースがないため、センターラインを揃えるためにはどこかの歯を抜かなければいけないようです。
ただ、抜歯は矯正歯科医(orthodontist)は行えないため、通常の歯科医(dentist)との連携が必要になるとこと。
また私の場合は、レントゲンで見た骨や歯茎(歯肉?英語ではガムと言っていました)の状態があまり良くないため、歯周治療専門医(periodontist)にも意見を聞きたいと言う事でした。
DMOの保険の場合、orthodontistが直接periodontistにコンタクトを取ることはできないため、dentist経由でperiodontistにコンタクトするようです。
今後の流れは、periodontistに一度診てもらい、抜歯の方針を決めることとなりそうです。

矯正中の食事について
下の歯へブラケットを装着後、食べ物がやたらと装置に挟まることが多くなりました。
そして食事後に口を濯ぐと洗面台が大変なことに。。
こんな時、在宅勤務で良かったと痛感します。
また、矯正中は硬いものは避けるべきなのですが、私はりんごもベーグルも奥歯で噛めるように細かくしてから食べてしまっています。
ただ、ガムやお餅はブラケットにくっついて取れなさそうなので、矯正中は避けています。

矯正中の歯磨きについて
矯正中は虫歯になり易いと聞いていたため、以下の通り虫歯対策をしていました。
1. フロスで歯の間を掃除。
奥歯にはブラケットがないため、スティックタイプのフロスを使用。

ブラケット装着部分はSuperflossで。

EEZ-THRUと通常の糸フロスの組み合わせでも可能なのですが、Superflossの方が楽です。

ちなみにCVSの糸フロスはブラケットに引っかかってしまうのでお薦めしません。

2. 電動歯ブラシで歯磨き。
3. 普通の歯ブラシに歯磨き粉をつけて歯磨き。
ずっとRembrandtの歯磨き粉を使っているのですが、そろそろ他の歯磨き粉も試そうか検討中。

上の歯だけにブラケットがあった際はそれほど時間もかからなかったのですが、下の歯にもブラケットを装着してからは、歯磨きの時間がかなり長くなりました。
しかし、虫歯対策に関しては自分の甘さを後日痛感することになります。

アメリカで歯科矯正

アメリカは日本人よりも美容歯科に対する意識が高いというイメージがありますが、確かに周りのアメリカ人は皆歯並びが綺麗。
私は今まで歯科矯正を行ったことがありませんでしたが、長年自分の上前歯のセンターラインがずれていることは気になっていました。
この先アメリカに長く住むことが決まり、またコロナで人に会う機会も減り、マスク生活になったことを契機に、2021年ついに念願の歯科矯正を始めました。

歯科矯正を始めるにあたり、費用(保険でどれだけカバーされるか)と矯正歯科医院選びがポイントになるかと思いますが、私の場合は以下の通り。

費用/保険について
私の加入している歯科保険はDMOというタイプで、私の理解では「保険料の負担額が少ない一方、歯科医院の選択肢も少ない」というものです。
保険の内容を見るに、大人の矯正歯科治療の場合、患者負担は$2,000位とのこと。
日本の矯正歯科治療の費用と比べると何てお得!と思っていたのですが、アメリカで治療をしている他の人に聞くと、$2,000以下でやっていたりと、加入している保険によりけりですね。

矯正歯科医院選びについて
前述の通り私の歯科保険はDMOなのですが、通常の歯科検診のため歯科医院へ予約を取ろうとした際、加入している保険がDMOだと告げると、悉く「DMOの新規患者は受け付けていない」と言われ、病院探しに苦労した経験がありました。
今回の矯正歯科医院探しも難航するのかな、と予想していましたが、Zocdocで評判の良さそうな医院へ電話したところ、DMOでも新規患者を受け入れているとのこと。
すぐにでも歯科矯正を始めたかったので、早速コンサルテーションを予約しました。

コンサルテーション当日
前日の予約確認の電話がなかったため、本当に予約が取れているのか少々不安になりつつ当日医院まで向かいましたが、受付で予約の旨告げたところ、ちゃんと予約できていました。
すぐに個室に案内され、これとこれを記入してね、と渡された紙に基本情報を記入していると、「私これからランチだから、先にお会計してもいい?」と言い出すお姉さん。
コンサルテーション費用($50)については予約時に確認済みなので、とりあえず$50を支払い。
(ちなみにコンサルテーション料の$50はこちらで治療する場合は治療費から控除してもらえる)
「すぐにドクターが来るから」と言い残し、お姉さんはランチへ出掛けて行きました。
その後、ドクターと思わしき男性が登場。
白衣を着ているから見るからにドクターなのですが。ウェブサイトに載っていた写真と違いすぎて、思わず白衣の名前を確認してしまったけれど、ドクターご本人でした。
(おそらくウェブサイトのものは何十年前の写真。。)

コンサルテーションの内容
私の歯並びを見て、「これはタフケースだね」と一言。
なんと。。下の歯並びは簡単に治せるようですが、上の歯並びが問題のよう。
私も前々から気づいていたことなのですが、私の上の歯が一本ないのが問題とのこと。
なぜ上の歯が一本ないのか、それは永久歯が生えてきた際、充分なスペースがなかったからなのか、気づいたら両側の歯に負けて?一本歯がいなくなっていたのです。。
治療方針:
上前歯のセンターラインがずれているのは、通り一本歯が欠損しているためなのですが、センターラインを治すには、上の歯をずらした後、空いた垣間にかつていなくなった歯をインプラントで追加するか、充分なスペースがなければ他の歯を少し大きくすることで隙間を埋める必要があるとのこと。
治療器具:
– メタルブラケット推し。費用が安く、着色もなく、1番治療がやり易い。
– 透明のブラケットの場合は着色するため、メタルブラケットであれば4週間に1度通院が必要なところ、3週間に1度通院が必要、かつ$800追加となる。
– インビザラインの紹介もありましたが、時間もお金もかかるので、私は当初から選択肢から外していたため詳しい説明は省略。
治療期間:
– メタルブラケットの場合、およそ18ヶ月で治療が終了。
– メタルブラケットの場合、4週間に1度通院が必要。
治療費:
– 最終的な負担額については保険会社に確認して後日メールにて通知。
– 私が$2,000位との認識でいる旨告げると、$3,000位のはず、と言われました。。

治療費の回答が来るのが数週間後ということで、それを待って治療を開始するか決めることにし、コンサルテーションは無事終了しました。

長くなったので、次回は実際に治療を開始した際の話を書こうと思います。

2021 NYE dinnnerはRezdôraにて

大晦日の夜にはNYE(New Year’s Eve) dinnerとして普段より上乗せ価格でディナーを提供するレストランが多いですが、どうも割高感が否めないと感じてしまう質なので、強気なお店を避けた結果、2021年のNYEディナーにはRezdôraを予約しました。
(Per SeやJean-Georgesの強気設定は流石ですね。)
21日前よりResyにて予約開始とのことで、21日前にスタンバイして無事予約を完了。
NYEディナーは前半、後半の時間帯で価格が異なることが多いですが、Rezdôraも5時〜7時半、また7時半以降で価格が異なり、我々は5時半に予約をして伺いました。
(年越しの瞬間をレストランで迎えることができるためか、後半の方が価格が高いです。)

こちらのお店では以前Valentine’s Day dinnerを頂いたことがあり、パスタが美味しかったのが印象的です。
2021年のNYEメニューはこちら。

Menu
Gnocchetto
Drinks
Crudo di Langostino
Burrata with Gamberi Rossi
Risotto Classico
Doppio Roviolo
Sogliola
Guancia di Vitello
Sorbetto Melograno & Prosecco
Torta al Cioccolato

全て美味しく頂きましたが、2品目と3品目の海老が特に美味しかったです。
最後の最後にチョコレートも出てきたのですが、写真がブレブレのため省略。
5時半の予約だったたためレストランに着いた当初は店内は空いていましたが、帰る頃にはほぼ満席だったように思います。
テーブル席だけでなくカウンター席もあったのですが、こちらはWalk-inでも入れたのかな?
(予約時には特に区別なかったはず。)
大晦日の夜に美味しいご飯を頂き、幸せな気持ちで帰途に着いた後、カウントダウンの番組を見てまったり2022年を迎えました。
RezdôraではValentine’s dayにNew Year’s Eveと、普段のディナーメニューを試したことがないので、今度はぜひ色々なパスタを試してみたいお店です。

Rezdôra
27 E 20th St,
New York, NY, 10003

初のPCR検査

さて、2021年の夏頃に、久しぶりに今年の年末は海外でも行こうかということで海外旅行を企画していた我々。
冬が近づくにつれオミクロン株という言葉が毎日のようにニュースで聞かれるようになり。
各国の入国・出国規制が厳しくなった結果、我々の行き先であるアンティグアでも渡航日より3日以内のCOVID-19陰性結果の提示が入国時に必要になりました。

幸い、海外旅行に対応しているPCR検査を実施しているクリニックが近所にあったので、出発3日前の日程で検査をネット予約。
あとは検査を受けて陰性結果であることを祈るのみ!
と考えていたのですが、この時私は既に過ちを犯していたのです。。。
というのも、こちらのクリニックで実施している無料のPCR検査は「72時間以内に検査結果を送付」というものでした。
その他の有料オプション($25)として「36時間以内に検査結果を送付」というものがあったのですが、ケチで呑気な私は「72時間でもギリギリ間に合うだろう」と思って、無料のPCR検査を予約しました。
彼は私とは別に検査を受けることになっていたのですが、彼曰く、2、3日前であれば余裕で予約が取れたのに急に予約枠が少なくなっている、またホリデーシーズンと人員不足が重なって検査結果のスケジュールが通常より時間がかかるようだ、とのこと。
この時点で、「本当に72時間以内に無事に検査結果がもらえるのだろうか」と不安になり始めた私。
しかし3日前の朝一番だし、当日36時間オプションに切り替えられるか聞いてみればいいや、とこの時点では特に何も対応しませんでした。

そして検査当日。
予約時間より15分前に来るようにとメールに記載されていたため、きっちり15分前に着くと外で待っている先客は一人のみ。
暫し外で待ったのち、受付で予約している旨を告げ、無事PCR検査は終了!
実際の検査は、氏名と生年月日を確認した後、テクニシャン?の人に鼻の粘膜を採取してもらうという至ってシンプルなもの。
最後に受付で、追加料金を支払うので36時間オプションに切り替えられるか聞いたところ、答えは”No”。
若干の不安を感じつつ、クリニックを後にしました。

家に帰り、万が一検査結果が間に合わなかった場合、飛行機に乗ることができないリスクをこの時本気で心配し始めた私。
私が検査結果を受けたクリニックのGoogleレビューを読むと、72時間以内に検査結果がもらえなかったという書き込みもあり不安は高まるばかり。。
タイムラインを考えると、今日中に検査結果を早めにもらえる場所で再度PCR検査を受けた方がいいと思い、早速当日予約ができそうな場所を検索開始。
しかし、私が検査を受けたクリニックは既に当日の予約は埋まっており、その他の選択肢としては予約なしで検査を実施している場所で並ぶか、$100や$200の有料オプションしか見つけられず。
この時、$25で36時間以内に検査結果がもらえるという当初のオプションはかなりお得だったことにようやく気づくのでした。

しかし検査結果が陽性で旅行に行けないならまだしも、検査結果が間に合わず旅行に行けないことだけは避けたいので、なんとかして今日中に検査を受けなければ。
そんな思いに駆られて検索を続ける中で、検査を受けたクリニックのサイトに時たま当日の予約枠が表示されることに気がつきました。
恐らく当日キャンセルが出ると予約枠も適宜アップデートされているようで、こうなったら当日予約で36時間オプションを狙うしかない、と人気アーティストのチケット争奪戦ばりにアクセスを繰り返すこと数十分。
何回か予約ボタンをクリックはできたのですが、必要事項を記入後予約を完了しようとすると「予約可能な時間帯がありません」とのつれないメッセージ。
しかし粘り勝ちでなんとか予約を完了!これで後は検査を受けるのみ!
とここで、予約時間が10分後であること、予約場所が最寄りのクリニックではなく家から30分程の距離であることに気がつきました。
とりあえず着の身着のままで目的地まで急いだものの、電車の待ち時間等もあり、着いた頃には予約時間を30分超経過。
しかしここはアメリカ。時間なんて誰も気にしない。(それは嘘)
何食わぬ顔で受付にて予約している旨を告げると、予約時間に遅れていることには何も触れられず、無事検査終了!
この時ほどアメリカ人の時間を気にしない文化をありがたく思ったことはありません。

後日、36時間オプションにて受けたPCR検査結果(陰性)を予定通り約36時間後に受け取ることができ、無事アンティグア旅行を楽しむことができました。
ちなみに無料で受けたPCR検査は当初72時間以内に結果を送付という話でしたが、検査から3日後に検査結果の送付が遅れる旨のメールが届き、実際に検査結果が送られてきたのは6日後でした。。
当初のプランだと飛行機に乗れていなかったと思うと、土壇場で当日予約を頑張って本当に良かったと思います。
何事も、念には念を、ですね。

後日談
ちなみに、36時間オプションのために支払った$25ですが、後日半額の$12.5が返金されました。
アメリカの医療費はつくづく謎です。。

2022年 初外食はThe Musket Room

2022年、明けましておめでとうございます。
小学生時代、「長所:明朗快活、短所:飽き性」と評価されていた私ですが、このブログはゆるゆると続けていこうと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、2022年はお節を作ることを完全に放棄していたため、元日よりランチの予約を入れておりました。
さすがニューヨークと言うべきか、1月1日に営業しているレストランがあるのは有り難い限りです。
選んだお店はThe Musket Room。
我々夫婦が初めて会った個人的に思い入れのあるお店なので、度々足を運んでいるお店です。
(と言っても双方出会った際は夫婦になるとは思いもよらなかったのだけれど。人生って不思議ですね。)

今まではディナーとおやつのアイスのテイクアウトでしか訪れたことがなかったため、ブランチは初めて。
コースもありましたが、アラカルトで計4品をオーダーしました。

左: ….& EVERYTHING NICE 右: SHIRLEY TEMPLE OF DOOM
RED ENDIVE SALAD
BREAKFAST SANDWICH
HERITAGE PORK RIBS
ZA’ATAR FRIED QUAIL

ディナーの際の印象からポーションサイズは大きくないイメージでしたが、サンドイッチとお肉2品があったためか、ガッツリブランチでお腹一杯となりました。
(ちなみに我々夫婦は「できるだけ多くのものを味わいたい」という食いしん坊万歳精神の持ち主なので、基本的に全ての品をシェアしています。)
ディナーの際はたまに日本のテイストを取り入れた料理が出てくるイメージでしたが、ブランチはアメリカンというか、和のテイストを感じさせるものはありませんでした。
(元々はニュージーランド料理を提供するレストランだと思うのですが、私があまりニュージーランド料理に詳しくないせいか、あまりニュージーランドテイストは感じたことがありません。。)
いつもがっかりさせられることのないお店ですが、相変わらずどれも美味しく、新年早々幸せな気分にさせてくれました。
個人的な思い入れもあり、ここのお店はいつまでも営業を続けて欲しいお店の一つです。

The Musket Room
265 Elizabeth St,
New York, NY, 10012

Frevo

Tasting Menuがあるとついつい試したくなる性分なのですが、評判の良さそうなFrevoへ。

お店の入り口は一見するとギャラリーと思って通り過ぎてしまいそうな外観。

中にいる受付の方に予約している旨を告げると、お店の中へ通してもらえます。

こちらはTasting Menu($158)のみの提供で、伺った日(2021年9月)のメニューは以下の通り。
(この後メニューは持っていかれてしまったので、写真取っておいてよかった。。)

MENU
ほぼ全席カウンター。キッチンが目の前。ランプがキノコのよう。
一品目
TAPIOCA
NORWEGIAN KING CRAB
MAINE SEA URCHIN
BREAD
MAINE BLUE FIN TUNA
OCTOPUS
WILD BLACK SEA BASS
LONG ISLAND DUCK
CHOCOLATE

店内はほぼカウンター席のみで、奥にテーブル席が少しあるのみ。
カウンターの向こう側はキッチンなので、シェフ達が盛り付けている様子を見ることができます。
(恐らく本格的に調理する厨房は別にあり、最後の仕上げのみ目の前でやっている様子)

ニューヨークの高級レストランで遭遇するWater trap(注)、最近ではあまり引っ掛かることはないのですが、久しぶりにこちらで引っ掛かってしまいました。

(注: Water trapとは、レストランで”Still or Sparkling?”と聞かれ、”Still please”と答えるとボトル入りの水が提供される行為を指します。ちなみに一般用語か否かは存じ上げません。。)

高級店でない場合には選択肢に”Tap water”(水道水)が入ってくることがほとんどかと思いますが、ついつい選択肢の中から選んで”Still please”と答えてしまった私。。
結果、久しぶりにボトル入りの水を飲むことに。
水道水より美味しい気がするよね。
自分に言い聞かせているだけかもしれないけれど。
ボトル入りの水は、水道水ではないのでもちろんチャージされます。
チャージされたくない場合には、”Tap please”と答える必要があります。

ちなみにこちらのボトル入りの水、後ほど水道水とミックスされることになります。。
と言うのも、カウンターなので皆横並びに座っているわけですが、我々の水のボトルがちょうど隣の席との中間あたりに置いてあったんですね。
なので、ぱっと見我々のボトルか隣の席のボトルかわからない状況で。
彼のお水が少なくなった頃、気を利かせたウェイターさんがお水を補充してくれました。
までは良かったのですが、テーブルの上のボトルではなくTap waterを注いでいるー!
特に何も言いはしませんでしたが、サービスはもう少し頑張りが必要だと感じてしまった。

肝心の料理はと言うと、味付け、素材や盛り付けに関して下手にやり過ぎていることがなく、どれも美味しく頂きました。
ミシュラン一つ星取るのでは!?と勝手に予想しています。
おしゃれで隠れ家感もあり、カウンターメインなので、デートにぴったりのお店です。

Frevo
48 W 8th St,
New York, NY, 10011

Sushi Ryusei

なんだかお寿司屋さんの投稿が多いようですが、流れに乗って?今年の夏に行ったSushi Ryuseiについても記録しておこうと思います。

週末の夜、ネットで当日予約をして行きましたが、時間が早かったこともありWalk-inでも問題なかったかもしれません。
初めての訪問だったので、10個のおまかせ($90)を頂きました。
(大体初めてのお店では一番人気のメニューを頼みがち)

少し前のことなので一個一個ネタを覚えていないのですが、どのネタもトッピングし過ぎたり、味をつけすぎたりと、アレンジし過ぎていない点が私好みで、美味しく頂きました。
個人的には鱧や蟹があったのが嬉しかったのと、なんちゃらザメと言うネタが美味しかったは覚えているのですが、名前を覚えておらず、、。
何ザメだったのだろう。。

最後に、メニューにあんみつがあったので思わず注文してしまいました。
(あんみつ大好きなのです)
こちらは期待値が高過ぎたのか、思い描いていたあんみつではなく。。
次回は注文しなくていいかな。

リーズナブルとは言えないですが、$100以下のおまかせでこの内容であればまた行きたいな、と思えるお店でした。

Sushi Ryusei
216 E 39th St,
New York, NY, 10016

Sushi by Bou

Sushi Labに関連してSushi by Bouが出てきたので、Sushi by Bouもついでに記録。
こちらはリーズナブルおまかせ寿司の先駆け的な存在というイメージのお店ですが、おまかせが$50。
何店舗かありますが、こちらはNoMad Hotel 3232。
NoMadという文字だけ見てNoMad Hotelにあるのかと思っていたら、Hotel 3232という別のホテルでした。
同じホテル内のスイートにもお店があるようですが、私が行ったのは1階ロビーの突き当たりにある方のお店です。

30分で12個のネタを$50で提供、というスタイルのお店ですが、カウンターに座ると順々にネタが出てきます。

Menu
Hamachi – Yellowtail
Akami – Lean Tuna
Botan ebi – Spotted Prawn
Ikura – Salmon Roe
Bincho – Albacore
Maguro – Chopped Tuna
Hotate – Scallop
Uni – Sea Urchin
Toro – Fatty Tuna
Sake – Salmon
Wagyu Uni – Surf & Turf
Unagi – BBQ Eel

リーズナブルでサクッとお寿司を食べるにはちょうどいいのですが、一つ残念なのがネタが冷たすぎる。。
どうやらお寿司というのは人肌のシャリに冷たいネタで両者の温度差があって美味しいと感じるようなのですが、それにしても冷たすぎた。。
私がニューヨークで最初に訪れたリーズナブルおまかせはSushi by Mなのですが、その時はネタの温度は何も気にならなかったのですが。
ネタの温度さえ改善してくれたら、この値段でこの内容で言うことなしです。

Sushi by Bou (NoMad Hotel 3232)
32A East 32nd Street Lobby,
New York, NY, 10016